カギ屋のひとりごと

 

気をつけても気をつけ過ぎることはない、女性の一人暮らしにおける防犯対策。とはいえ、何をどうしたらいいのでしょうか。

すぐに実践できる行動や、物件選びのポイント、そして便利な防犯アイテムまで、女性の一人暮らしの不安を解消するための情報をご紹介します。

 

憧れの一人暮らし。知っておきたい防犯のこと

 

 

「私だけは大丈夫」とどこかで思ってしまっていませんか？一人暮らしの女性を狙った犯罪は、悲しいことになくなりません。一度被害にあってからでは遅い性犯罪や窃盗…。

憧れの一人暮らしを目一杯楽しむためにも、しっかりと対策を。むやみに怖がらず、できることを一つひとつやっていきましょう！

 

女性の一人暮らし防犯対策！普段から気をつけたい「行動」４つ

 

一人暮らし防犯対策①　「ながら歩き」をやめましょう

 

家に帰るまでの間についやってしまいがちな、音楽を聴きながらやスマートフォンをいじりながらの「ながら歩き」。

不審者にあとをつけられても気がつきにくいため、自宅を特定されてしまう危険性が。さらに、帰宅途中で被害に合ってしまう可能性もあるため、「ながら歩き」は避けましょう。

 

一人暮らし防犯対策②　「ちょっと近所に…。」とラフな服装での外出は危険

 

近所のコンビニまでだから、と、パジャマに上着を一枚羽織って外出するなどラフな格好での外出もNG。
「このあたりに住んでいるんだな」とわかってしまうため、この行動も自宅を特定されてしまう原因になります。

 

一人暮らし防犯対策③　家に入ったらまずは施錠！を習慣に

 

施錠忘れによる犯罪も意外と多いもの。
基本のキである玄関の施錠は、考えなくてもできるほど習慣にし、体に染み込ませましょう。

 

一人暮らし防犯対策④　訪問者には簡単にドアを開けない

 

業者や公務員を装ってドアを開けさせ、犯罪を行うというケースも増えています。
オートロックなどがなく、玄関ドア一枚隔てた先に来客がある場合は、まずは一呼吸置いて、相手が知り合いかどうかやどんな人かの確認を必ずおこないましょう。

 

防犯面からみる、一人暮らし賃貸物件の３大チェックポイント

 

一人暮らし物件選びのポイント①　ＴＶモニター付きインターホン

 

 

テレビモニター付きのインターフォンは、女性の一人暮らしにはできればあってほしい設備。

誰が来たのが、どんな格好をしているのかをテレビモニター越しで確認できるため、顔を合わせることなく、怪しいと感じる人物の侵入を防いだり、「不審だな…」と思う場合は居留守を使うことができます。

 

一人暮らし物件選びのポイント②　２階以上の部屋

 

 

道路から家の中が覗かれる心配も軽減され、窓からの侵入も可能性が低くなります。
家賃相場が１階に比べて高くなることも多いですが、少し高くても、２階以上の部屋を選ぶのがおすすめ。

 

一人暮らし物件選びのポイント③　オートロック

 

 

暗証番号を知らない、もしくは専用の鍵がないと入ることができないオートロック。突然の侵入者を建物に招き入れないという点で安心の設備です。

しかしながら、部外者が住人の後をそっとついてくることで入れてしまう可能性もあります。絶対に怪しい人が入ってこないという保証はないので、警戒心を解くべからず！

 

 

大通りや明るい道に面した場所は比較的安心！

 

人の目があることで犯罪率はぐっと減少します。
帰り道に街灯がひとつもないような暗い道や、人通りの少ない道を通らないと家に着かない、という物件よりも、できるだけ明るく人通りの多い大通りなどに面した物件を選びましょう。

 

駅やバス停から近いほうがベター

 

駅やバス停があるということは人の往来も多いということなので、こちらも具体的におすすめしたい立地条件。
疲れた仕事からの帰り道、心細い思いをせずに歩くことができる魅力があります。

また駅から近いというのは通勤の際や休日にお出かけするときなど、なにかと便利がいいですよね！

 

すぐに実践！アパートでの一人暮らし防犯対策

 

 

アパートでの一人暮らし防犯対策①　玄関の鍵は入入居時に必ず交換する

 

引越した直後の、玄関の鍵を取り替えはマスト。さらに、恋人と別れた後や、鍵をなくしてしまった場合なども、すぐに鍵の交換をおこないましょう。

 

アパートでの一人暮らし防犯対策②　窓用の防犯アラームと補助ロック

 

侵入箇所は、玄関か窓になることがほとんどのため、窓周りの対策も入念に。女性一人でも取り付けが簡単な窓用防犯アラームは、侵入があった場合に大きな音でご近所に知らせてくれる強い味方。
また、補助ロックを取り付けることで、侵入にかかる時間が長くなるため有効な防犯対策になります。

 

アパートでの一人暮らし防犯対策③　カーテン・網戸・ガラス用フィルムなど、さらに窓廻りの対策を

 

家の中が見えてしまう薄いカーテンや、防犯対策が行き届いていない印象を与えてしまう破れた網戸などは、できるだけすぐに取り替えましょう。
窓ガラスを叩き割っての侵入を防いでくれる「ガラス用防犯フィルム」を貼るのもひとつの手です。

 

しっかり防犯対策をして、安心の一人暮らしを

 

 

いかがでしたでしょうか。女性の一人暮らしで実践したい防犯対策をご紹介しました。
自分の身は自分で守るという気持ちを持ちながら、周りの人やアイテムの力を借りて、安心して暮らせる一人暮らしを目指してくださいね。