カギ屋のひとりごと

恐怖！他人に勝手に合鍵を無断複製なぜ？！その犯罪手口と対策方法

 

昨今、ある住宅事情が理由で自分に身近な人物による空き巣や盗聴、盗撮の犯罪が増えている事をあなたはご存じでしょうか？

身近な人物とは、過去に交際していた異性や職場の同僚や上司などによる犯罪です。

自分とかかわりある人間なら自宅の場所、自分の生活スタイル、いわば自宅を留守にする時間帯などは把握されやすいのは言うまでもありません。

身近な人間による犯行被害は主に留守の時間帯に被害に起きるんです。

 

～ 目次 ～

１．身近な人物による犯行の手口は合鍵による不法侵入

２．交際相手と別れたら鍵交換は必須

３．職場の関係者（同僚・上司など）の犯行手口とは

①鍵番号（キーナンバー）が分かれば勝手に合鍵を複製される

②職場関係といえどもプライベートなことは会話にしない

４．鍵の無断複製（合鍵）被害に遭わない為の対策

①鍵の取り扱いに注意する

②０円でもできる鍵番号（キーナンバー）を見られないようにする対策方法

③鍵番号（キーナンバー）を隠すグッズを利用する

５．身近な人物による侵入犯行パターン

６．「侵入されたような気がする」「あきらかに侵入された」その時の対処方法

 

～ 身近な人物による犯行の手口は合鍵による不法侵入～

身近な人物による犯行は荒々しい手口は使いません。

いえ、荒々しい手口で部屋に侵入する必要が無いと言った方が正しいかもしれません。

なぜなら犯人が部屋の侵入に使う手口は合鍵（スペアキー）を使って侵入するという手口だからです。

普段あなたとと距離の近い人物ほどあなたの部屋の鍵の複製は簡単なのです。

本記事では鍵の貸し借りによるスペアキーの作製やあなたが鍵を渡さなくても鍵のある部分を見られるだけで合鍵（スペアキー）を作られてしまうことの怖さを知ってもらい、対策の必要性を解説します。

 

～ 交際相手と別れたら鍵交換は必須 ～

交際相手に自分の部屋の鍵を貸したり預けたりすることは誰もが経験するものではないでしょうか。

そこであなたに質問です。

交際期間中に交際相手があなたに断りや報告なしに、合鍵（スペアキー）を作っていたかもしれない。そう考えたことはないでしょうか？

しかしこの事実は別れた今となっては元交際相手に確認のしようがありません。

恨みの残る別れ方、元交際相手がまだあなたに未練感情がある場合はとても危険です。

元交際相手がいまだにあなたの部屋の合鍵（スペアキー）を持ち歩いている可能性は誰も否定出来ません。

元交際相手によるストーカー事件や最悪の場合には殺人事件に発展するなど忌々しい犯罪被害事例のようにならないよう、恋人と別れた後は今すぐに鍵交換を行うようにしましょう。

 

～ 職場の関係者（同僚・上司など）の犯行手口とは ～

空き巣の犯人が職場関係者だったという結末はテレビなどでも最近よく見かけます。

その手口はピッキングでもなく・ガラス破りでもなかったのです。

隠しカメラで確認した被害者は職場関係者の侵入方法に驚愕します。

その侵入方法はスペアキーを使って玄関から普通に侵入していたのでした。

職場関係者で仲が良いとはいえさすがに自宅の鍵を渡した事がないのになぜあなたの部屋の合鍵（スペアキー）を持っていたのでしょうか。

 

①鍵番号（キーナンバー）が分かれば勝手に合鍵を複製される

マスターキー（純正キー）の鍵の持ち手にはメーカー名と数字やアルファベットの１０桁程度の製造番号が刻印されています。

これが鍵番号（キーナンバー）です。

この鍵番号（キーナンバー）と鍵のメーカーさえ知っていれば仮にマスターキー（純正キー）を持っていなくてもその情報を元に誰でも簡単に合鍵を複製することが出来るのです。

スペア作製受付の際に身分証明の提示を求める鍵屋さんもありますが、単に身分証明の確認だけでその鍵の持ち主とスペア作製依頼者がリンクするかの確認までは行わないのです。

また近年では全国どの地域からでもインターネットで合鍵作製を依頼できる業者が増えています。ネットの合鍵注文では、キーナンバーを入力して、届け先を入力すれば注文できてしまいます。

職場関係者ならあなたの在宅時間や留守時間帯を把握するのは簡単です。

このようにして職場関係者が空き巣に入ったり盗撮器や盗聴器をしかけたりといった犯罪行為に及ぶ例が増えています。

 

②職場関係といえどもプライベートなことは会話にしない

あなたの鍵の番号を見れるチャンスがある人間は限られます。

家族以外には交際相手、あとは職場関係者です。

職場関係者には「表の顔」と「裏の顔」があることを知っておいてください。

普段なにげなく笑顔で普通に会話していても実はあなたに好意を持っているとか、恨みを持っているとかなど深読みしたくはないですが、全ての犯罪に予測出来るものなんてありません。

普段何気ない会話から、自分の交友関係や生活スタイルを相手にさらけ出してしまうこともありますので必要以上のプライベートな話はしないよう心掛けるのも防犯の一つと言えます。

 

～ 鍵の無断複製（合鍵）被害に遭わない為の対策 ～

鍵の番号さえ分かれば鍵の管理者でなくてもあなたの身近な人物によって鍵の複製が出来る防犯性質上、無防備な状態を放置しているといつか被害に遭ってしまうかもしれません。

しかし逆を言うと鍵の番号さえ見られなければ鍵の複製をすることはほぼ出来ません。

この合鍵の不正複製による犯罪の唯一にしてすぐに出来る対策が”鍵のメーカーと番号を人に知られない事”なのです。

 

①鍵の取り扱いに注意する

鍵を洋服やカバンに露出して引っ掛けていないか、職場や外食時にテーブルの上に置きっ放しで席を離れたりしていないか今一度自分の行動を見直してみましょう。

鍵は常にバッグや鞄の中に収納し、間違っても机の上や人に見られる位置に放置しないこと。

安易に人に鍵を貸さない（渡さない）ことです。

今まで以上に鍵の扱いに慎重になることで鍵の番号を見られる機会は激減するでしょう。

※インスタグラムやＸなどのＳＮＳ投稿にも注意してください。

 

②０円でもできる鍵番号（キーナンバー）を見られないようにする対策方法

スペアキーにはメーカー名も鍵を複製するのに必要な番号の刻印はありません。

なので純正キーは持ち歩かず自宅に保管しておいて普段はスペアキーで過ごすのも手段の一つです。

これなら万が一、鍵の番号を控えられてしまった場合もその番号はあくまでスペアキーの番号なのでそのスペアキーの番号を元に鍵の複製をすることは出来ません。

※万が一スペアーキーを持ち出されても最近ではスペアーキーからの合鍵作製を断っている店　　　舗がほとんどですので安心です。

 

③鍵番号（キーナンバー）を隠すグッズを利用する

鍵番号（キーナンバー）を見られなければ勝手に合鍵を作られる心配はありません。

最低限キーカバーなどを使用して普段は鍵の番号を見られないような環境作りも防犯上効果的です。

 

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～ 身近な人物による侵入犯行パターン ～

あなたと面識のない空き巣ではなく面識のある身近な人物が不正に複製したスペアキーで侵入するとしたら犯行パターンは決まってきますよね。

いくら不在時を狙って侵入するとはいえ、念のためインターホンを押して不在の再確認をするはずです。

なぜならそこでもしあたなが在宅の場合であっても面識があるのであなたの家に訪問した不自然ではない理由をつけられるからです。

もしインターホンが古いようならば不在時に訪問者を録画出来る機能付きのテレビインターホンを導入しましょう。（賃貸の場合は管理会社や大家さんにお願いしてみましょう。）

不在時にどんな訪問者が来たのかを把握することは防犯上とても有力な情報になります。

例えば自宅を知るはずのない知り合いが映っていたら気持ち悪いですよね。

録画機能付きのテレビインターホンなら不在票も入れずに何度も訪問しているような人物の顔を確認出来ます。

 

～「侵入されたような気がする」「あきらかに侵入された」その時の対処方法 ～

もしあなたが侵入被害に遭ったような気がする、あきらかに侵入被害に遭ってしまったという場合には至急に最寄りの警察署に相談してください。あわせて今すぐに鍵交換を行うようにしましょう。

鍵交換をするときは容易に合鍵が作れない高防犯性の鍵に交換しましょう。

 

● 高防犯性能シリンダー錠

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カバスタープラスは、高性能なディンプルキーシリンダーで、防犯性と利便性を兼ね備えた鍵システムです。以下のような特徴があります。

● 耐腐食コーティング：シリンダーの腐食を防ぎ、長期間の使用に耐える設計。

● コンパクトリバーシブルキー：どちらの向きでも差し込める便利なキー。

● すり鉢状キーガイド：スムーズな鍵の挿入をサポート。

● 鍵登録システム：オンラインで鍵の登録が可能で、不正コピーを防止。

※鍵登録した本人しか合鍵注文することができません。

 

■ 鍵交換費用：４２，９００円（税込）～

 

いかがでしたでしょうか、まさか鍵のメーカーと番号の情報だけで鍵が複製されるとは知らなかった方は今すぐ対策が必要です。

少しでもみなさんが安心した生活を過ごせるよう願っています。

 

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